眠りの質にこだわってみよう

眠りの質にこだわってみよう

寝不足の朝の肌の不調は誰もが実感する事だと思います。
実際、睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、肌の新陳代謝や免疫力を低下させ、くすみや肌荒れなどの症状を引き起こします。
また、交感神経への刺激で皮脂の分泌も増えるために大人ニキビができやすくなります。また、睡眠中に分泌される成長ホルモンが十分な量でないと丈夫な肌ができづらいだけでなく、老化が進んでしまうといわれています。
ただし、睡眠の必要量は個人差があります。人によっては5〜6時間眠れば十分だという人もいれば、8時間以上眠らないと眠った気がしないという人もいます。そのため、昔から8時間以上必要といわれている睡眠時間ですが、根拠に乏しく、睡眠不足の基準ははっきりしていないのが実情です。
しかし大人ニキビが有る人は睡眠時間が7時間以下の人が多いというデータもありますので、とりわけニキビ予防や美肌の観点から言うと可能であれば7時間以上の睡眠時間を確保したいところです。

 

眠りの質とは

人の眠りは就寝から起床まで同じ状態ではなく、入眠後しばらくすると「ノンレム睡眠」という深い眠りに入り、その後、「レム睡眠」という浅い眠りに切り替わり、これが一定のサイクルで繰り返されているというのは最近ではよく知られていると思います。
このサイクルはおよそ90分で、4〜5サイクルで目覚めるのが肌のコンディションを良くする為に理想の睡眠時間といわれています。このことからも7〜8時間がお肌にとっては理想的な睡眠時間であるといえます。
ニキビ予防のためにも理想的な睡眠時間を確保したいところですが、場合によっては寝つきが悪かったり、気がかりな事があって不眠傾向になったりと眠りたいけど眠れないといった方も多いと思います。そういった方は眠りの質にこだわってみてはどうでしょうか。
次のような工夫をして睡眠環境の改善をしてみてください。当たり前のように見えて、意外とできていなかったり、効果的なものが多いのでおすすめです。

 

暗めの照明で眠りを誘う

飲食店やホテルなどのほの暗い明かりの元にいて眠くなってしまったことがある方は多いはずです。これは睡眠を誘導するメラトニンというホルモンが分泌されるために起こる現象です。反対に眠る時間になっても強く明るい照明の元にいるとメラトニンの分泌が邪魔されて目がさえてしまいます。間接照明や視野に直接入らない位置に照明を移動する事が入眠を妨げないことにつながります。

 

足元を温める

足先が冷えているとなかなか寝付けないものです。冷え性の方などは眠るときもソックスを履かないと眠れないという方もいます。冷えにくくするためには入浴の最後に足にお湯と冷水を交互に数回ずつかける、風呂上りにストレッチをして血行を良くするのがオススメです。
入浴できないときは足湯だけでも効果的なので試してみましょう。

 

寝る直前の視覚的な刺激は避ける

布団に入る直前までテレビでスポーツ観戦をしてエキサイトしてしまったり、推理小説を読む、ゲームで遊んでしまうなどの脳を刺激するようなことがあると、すぐには寝付けなくなるものです。視覚は脳への刺激の半分以上を占めるとされていますので、視覚で得た情報が神経を高ぶらせてしまう事につながります。
寝る前にはリラックスして見たり読んだりできる番組視聴や本を読むにとどめるようにしましょう。

 

寝室の温度と湿度に気をつける

湿度50パーセント、布団の中の温度が33度というのが安眠を誘う理想的な環境といわれています。今はエアコンがありますので室温は年中適温を保っている事が多いですが、空気が乾いて乾燥しているといった室内環境の方は意外と多いものです。
加湿器などで適度な湿度を保つように心がけましょう。

 

空腹や満腹の状態を避ける

おなかがすいているとなかなか寝付けません。逆に満腹状態でも覚醒刺激となるため眠りによくありません。夕食の時間をうまく調整して空腹や満腹の状態でベッドに入ることは避けるようにしましょう。
それでも小腹がすいてしまった・・・なんてこともあると思います。そんなときにおすすめなのはホットシナモンミルクです。
牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質は眠りを誘う作用があり、シナモンの香りには神経の興奮を鎮める作用があるのです。さらに牛乳のたんぱく質が胃粘膜をコーティングしてくれることで胃酸の刺激もやわらげてくれるというメリットもありますから、睡眠前の理想的な飲み物と言えます。
作り方は簡単です。温めた牛乳に好きなだけシナモンを振りかけていただくだけです。非常に簡単なのでオススメです。